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幸いにもSGC版の「量子論の基礎」は好評ですが、 書籍の分類上は雑誌になるために,インターネット書店で入手できない 等の問題点も出てきました。 また,ページ数の制限から詳しい説明を省いた部分もありました. そこで,大幅に 加筆・改訂したものを 単行本とし て出版することになりました。(SGC版は品切れになりました。)
この本の狙いや特色、また、SGC版との違いなどは、 まえがき と さらに学びたい 人のための指針 をご覧下さい。 目次 や 補足の目次 や 索引 も参考になると思います。
日
本物理学会誌 第59巻12号p.905 (2004年12月号)に、プロの物理学者による書評が掲載されています。(こ
こで無料で閲覧できるそうです)
正誤表など
補足の目次(PDFファイル) (第2刷以降には目次の次のページに付いています)
第1刷から第2刷への修正・加筆リスト(PDFファイル)
第2刷から第3刷への修正・加筆リスト(PDFファイル)
第3刷から第4刷への修正・加筆リスト(PDFファイル)
第4刷から第5刷への修正・加筆リスト(PDFファイル)
第5刷から第6刷への修正・加筆リスト(PDFファイル)
第13刷から第14,15刷への修正・加筆リスト(PDFファイル)
第14,15刷から第16,17刷への修正・加筆リスト(PDFファイル)
第16,17刷から第18刷への修正・加筆リスト(PDFファイル)
最新刷が印刷された後に見つかった修正・加筆点の リスト(PDFファイル) 随時更新中
物理学者が、2章や8章に書いたような量子論の深い理解に到達するまでには、壮大な紆余曲折がありました。そのきっかけになったのは、Einstein, Podolsky, Rosen の
1935年の有名な論文でした。この壮大な物語について知りたい読者は、アインシュタインと21世紀の
物理学(日本物理学会編,
日本評論社2005)の第7章に書いた「EPRパラドックスからベルの不等式へ」をお読みください。この、いわゆる「EPRパラドックス」につい
ては、巷でたくさんの誤解が見られますが、この解説を、本書を勉強した後に読むことを勧めます。
また、因果律などについてどうしても疑問が消えない人のために、この解説の最後の「補足」の節をこ
こに公開しておきますので、ご覧ください。(著作権は清水にありま
す。無断で配布したり改変したりすることを禁じます。日本評論社の出版権との関係は調整済みです。)
講義をしていると、「スピンって何?」という質問がよく来ます。 その返事は、1.2節の脚注1)に書いたのですが、簡略化しすぎてよくわからないという声を聴きます。 そこで、詳しい説明をここに公開しておきますので、ご覧ください。 スピンを相対論的な量子論で真面目に計算して導く教科書はたくさんあるので、 ここでは、もっと易しい説明をしてみました。きっとそういうものが求められていると思うからです。 (著作権は清水にありま す。無断で配布したり改変したりすることを禁じます。 )
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