しかし、設計図通りにプラモデルをくみ上げるような力がないと困ることも確かである。最近、むしろ、大学院は(特に修士課程は)、研究をさせる所ではなく、そのような、
設計図通りにプラモデルをくみ上げるような訓練
提出物を、期限までに、見栄え良く、仕上げる訓練
をするところである、という考え方の教官も増えてきている。僕は、以前はそういう考え方に抵抗していたが、最近は、「そういうふうに考えた方が現実的かな」と思うこともある。しかし、そういう方針に変更することは、180度転換することになるので、なかなか踏み切れない。