もちろん、自分自身のテーマについて、誤りを指摘するだけでは何も進まないので、「このままではダメです。そこで、こうすればどうでしょう?」ということを(ダメだと言った同じ日でなくてもいいが)提案できないといけない。これは、会社ではたぶん常識で、新しいアイデアに対して、同じ研究開発グループのメンバーなのに、それがうまくいかない理由を並べるだけで終わる人は、数としては一番多いが、ほとんど役には立たないのである。
※ ほとんど何も言わない指導教官は間違いも言わないが、それは、なにも内容のあることを言わない占い師が一番「よく当たる」のと同じ。 当然ながら、間違いの量は、発言の内容量に比例するのである。