大学院(広域科学専攻相関基礎科学系)講義
多体系の理論
講義内容:平衡統計力学についてやや高度な事項と線形非平衡統計力学
と非線形非平衡統計力学について既に知られている(確立している)が見落とされがちな事項を講義する。時間が余ったら最近の話題にも触れる。
板書の写真を公開します。
誤字・脱字がありますが、ご愛敬ということで…。
京都大学基礎物理学研究所 集中講義
量子非平衡統計力学
講義内容
非平衡統計力学は、基礎物理としても、応用物理としても、極めて重要であり、活発に研究
されている。 線形非平衡領域については、既に理論が確立している(いわゆる線形応答理論)ものの、現実には、多くの重要な事項が、あまり認識されていな
いのが実情である。 また、非線形非平衡領域については、平衡状態のまわりの外場に関する摂動展開で扱える領域での理論は、ほぼ確立されている。しかしな
がら、線形非平衡領域と同様に、多くの重要な事項が、あまり認識されていないのが実情である。 そこで、本講義の前半では、これらの領域について、見落と
されがちな事項を講義する。 さらに、平衡状態のまわりの摂動展開で扱えない非線形非平衡領域では、普遍的で、物理として意味のあるような関係式は、ほと
んど発見されていない。即ち、今までに発見されていたのは、(直接は実験できないような)形式的な関係式とか、特殊な系でのみ成立するような普遍性に乏し
いものばかりであった。 ところが最近、普遍的で、直接実験にかかるような関係式が見いだされた。本講義の後半では、これについて解説する。
1. 非平衡統計力学
2. 線形非平衡領域
3. 非線形非平衡領域
3.1 平衡状態のまわりの外場に関する摂動展開
3.2 平衡状態のまわりの摂動展開で扱えない領域
4. 非平衡定常状態における普遍的関係式
4.1 非平衡定常状態の線形応答
4.2 非平衡定常状態の非線形応答
物理科学II -- エネルギー保存則
(文系の学生に、エネルギー保存則をちゃんと教える、という野心的な講義です)
板書の写真を公開します。
誤字・脱字がありますが、ご愛敬ということで…。